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zoom RSS 【保守】17年3月号刀剣誌上鑑定はさておき来年度は頑張る

<<   作成日時 : 2017/03/14 21:13   >>

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今年度も昨年度から成長がないまま千秋楽を迎えました。
ちなみに先月の答えは出羽守行広という事で、やはり調べないと俺っちの知識では出ない刀工でした。
それでも忠広で同然?国入り?ということで、これが端的な実力でしょうか。知識がない分最小公倍数的なところを狙った感もありますが。

さて、冊子は毎度13日に届きました。今月はアドバイス念頭にまず押形だけで観て考えてみます。
太刀ですね、それも踏ん張りあって時代の上がりそうな優雅な。鋒はやや寸延び感があり、なら鎌倉後期?とも観れますが、帽子の焼刃が薄いから形状は研ぎの影響かもしれません。
刃文は、刃縁が小沸付いていて、直刃調でもあるけど逆がかっている部分が多く感じます。鎬幅から考えると、備前とか山城のオーソドックスな雰囲気です。この押形だと反りの様子までは分からないからなあ。
直感では青江かなあ。来かなあ。逆がかる刃文が備前正系っぽくない気はします。

ヒントに目を通します。
腰反高く踏ん張りあり先も反り総体に輪反り状、ならとりま鎌倉後期の太刀姿でしょうけど、腰反り輪反りと両方に言及あると備前とも山城とも絞れません。雲をつかむような体配なので雲類かな(笑)地斑状の独特の肌合い、といえば澄肌なのか来肌なのか、これは現物を地鉄込みで観たほうがわかる気がします。刃文は、青江の逆丁子という気が強いですが、直刃に拘れば来の京逆足ともとれます。
沸映り、現物を自分で観て沸映りなのか備前の映りなのか読み切れるかは微妙ですが、この表現そのものは山城を暗に示しているように思います。また銘が佩表に三文字なので、「来○○」と考えるのが無難なところです。青江なら二文字か時代が下がると長銘が多いと思うので。

知識のある人は、「太刀の作例が僅少」とのヒントから刀工が絞れると思うのですが、俺っちは知識なくそれはわかりません。それこそ粟田口吉光?とか言いかねません。なので毎度のことながら鎌倉後期の来派の刀工を列挙して、どれにしようかな、となります(神頼み)。
記憶のある限りかたっぱしから列挙していくと、来国俊以降、来国光。えっと、他には。。。来国次って名前に記憶が、あと大坂に行った人もいたかな、中島来、これは来国長でしたっけ?来国宗という刀工もいたそうです。ちなみにうちのムネリンも肌がよく詰んでいるので、普段は来国宗を詐称しています(おいおい)。

毎度のことながら絞りきれないのですが、気になるのが輪反りって言っておけばいいのにわざわざ腰反りに言及しているところ。京物でも粟田口なら腰反りですが、来は輪反りオンリーなイメージ。鎌倉後期で腰反りと言えば備前物。そいえば来派で長船長光に習ったとの伝承ある刀工がいたなあ、それなら腰反ってもいいかな。
誰だっけ、光包だっけ。よし、今回も最悪同然狙いwで「来光包」にしておこう。
(光包が太刀いっぱい作っていたら後段の無駄に長い解釈は笑い話にしかならないけど。)
でも腰反って総体輪反り状ってどんな体配だろう、単に腰反って先反るから全体的には輪反りという意味?

まー負け越しにならなければもういいや〜てか負け越してもいいんだけど〜。
うん、明日から、ではなく来年度からまた頑張る。

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
せっかくの備前三郎国宗を来国宗と詐称してらっしゃるんですか?(笑)
来国宗より備前三郎国宗の方が認知度も格も上だと思いますので、それは少しもったいないように思います。
そう言えば、彦根藩主の井伊直亮(井伊直弼の兄)は在銘『国宗』の愛刀を備前三郎国宗の作と信じていたようですが、現在では伯耆の国宗と鑑定されているようですね。
やはり昔から備前三郎国宗は高嶺の花だったんですね。

ぶ〜たんさんは古一文字もお持ちですよね。
上杉謙信の愛刀『山鳥毛一文字』を新潟県上越市が購入しようと頑張っているニュース以来、最近一文字の華やかな丁子乱れがすごく気になっております。
もしよろしければ、また古一文字の画像をアップして頂く機会があればうれしいです。
肥前忠吉
2017/03/18 08:55
肥前忠吉様
コメントありがとうございます。

先日、静嘉堂行ってきました。うーん、あの人出というか行列と展示だと、鑑賞し切れなかった感が強いです。オススメの清麿も、細かいところまで堪能するには至りませんでした。
週末ではなく平日の早い時間とかにしっかり見たかったですね。

彦根博物館はHPがあるので、伯耆国宗、三郎国宗(二代)の写真を見ることが出来ますね。
両口とも踏ん張りあるよい太刀姿です。
来国宗の件は「ある程度刀が見える」人に対する俺っちのジョークです。うちのムネリンは彦根の二口と異なり肌がかなり詰んでいて、体配も腰反り先反りの総体輪反り状風wなので、知識のある人はパッと見で京物に看ることが多いです。なのでからかいがてら来と言っておきます。
まあ、それなりに見える連中なので、そのうち「備前じゃね?」みたいになってネタバラしとなりますが。

一文字の華やかな刃といえば、近場で今観れるものだと刀剣博物館のコンプトン氏寄贈の福岡一文字ですか。体配は古風ですが焼きの高い丁子刃が見事です。「陰の造り陽の造り」記事に写真を載せてたかと思います。

古一文字の写真、焔丸の佩表は眠いけど焼きの高い丁子刃、佩裏は古一文字らしい小丁子小互の目です。冴えのある佩裏の写真は過去の記事に載せているようにそれなりにあるのですが、佩表は眠目であまり写真がないので、その辺も含めてまた撮影してアップできたらとは思っています。
ぶ〜たんの刻の涙
2017/03/18 18:56
コメント大変遅くなりました。
仕事上の年度末と立入検査が重なり厳しい毎日でしたが、何とかクリアー出来そうな状態になりました。明日は立入検査の当日ですが、後は神頼みですね。

「誌上鑑定」の件ですが、余り難しく考えずに素直な鑑かたで良いのではないでしょうか?

刀姿:身幅尋常、幅差つき、輪反り、中鋒 ⇒ 「来派」?
地鉄:小板目詰み、地沸つき、地斑状の肌、沸映り ⇒ 「来派」
刃文:中直刃、金筋、棟焼き、二重刃 ⇒ 「来派」=ダメ押し
  :鋒延びごころ、頭丸い互の目 ⇒ 「国光」or「国次」
その他:太刀の作例が僅少⇒「来国次」で良いと思います。

また「中堂来光包」の太刀は未見のはずですが、、。




しらさぎ
2017/03/22 20:16
しらさぎ様

コメントありがとうございます。
そしてお仕事お疲れ様でした。立入検査無事終了するといいですね。

さて本題ですが、うーん、今回も来派に絞ったまではいいのですが、、、
来光包は太刀がないんですか、、、(´・ω・`)ハズカシイ

来国次…名前は知ってるけど太刀をあまり経眼しないことを知らない。
来光包…名前は知ってるけど太刀を全く経眼しないことを知らない。

素直なところで来国光かと思ったのですが、ヒントの「太刀をあまり見ない」で来国光じゃ絶対違う、という中で全く刀工名が出ませんでした。
このヒントがなくても、来国光→同然、終了
→ちょっと待ってくださいもう一度チャンスを→しょうがないなぁ
→なら来国俊で(どう考えても国行ではないし、他刀工知らない)
→やっぱり同然、終了

趣味としての日本刀を始めて数年、未だ力量も一合目くらいですので、これからも頑張って勉強していきたいと思います。
ぶ〜たんの刻の涙
2017/03/23 20:32
先日、刀屋で喋っていましたが、今回のお題、田野辺先生の「日本刀五ヵ伝の旅」に押形が載っているとのこと。同書157頁の来国次特重太刀ですね。鋒帽子が全く同じです。でも田野辺先生の押形は雰囲気あるなぁ。
ぶ〜たんの刻の涙
2017/03/25 11:43

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